【IoT未来】つながる革命でシンギュラリティ到来! #89

【IoT未来】つながる革命でシンギュラリティ到来! #89

IoTでつながる未来の生活、2022年に1,4兆㌦(約150兆円)/年の経済価値を生む!

#IoT #InternetofThings #AI #BIGDATA #IHSTechnology #Deeplearning #Singularity #ExponentialEvolution #人生100年時代

明日から始まるCEATEC2017がワクワクな妄想ダイスキOKstyleです。

あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの未来を妄想してみました!

IoTはこれまで、AI(人工知能)ロボットビッグデータ自動運転という新しい産物をつくってきました。ネット革命の第2波とも言われるIoTの未来をみていきましょう(^^)


IoTでリードしようとしている国々

フランスは、ベンチャー育成のためにパリで6月に開かれたイベント「ビバテック」でマクロン大統領が、「フランスをスタートアップの国にしよう」と宣言し、インターネットのコア技術でアメリカが主導権を握っているが、IoT分野ではフランスが世界をリードしようとしています。


15人乗りの自動運転バスを開発するベンチャー企業、NAVYA(ナビヤ)のニコラ・デクリミエ氏は、「公共交通機関を自動運転バスで移動を便利にしよう」としています。


ソフトバンクがコミュニケーションロボット「pepper(ペッパー)のために買収したのもフランスのアルデバラン社の技術から来ています。


ドイツ
では「Industry(インダストリー)4.0」戦略で製造業の自動車や電機メーカーを横断的につなぎ、サプライチェーンを効率化しようとしています。メルケル独首相のよびかけに応じ、日本もIoT推進で協力を約束しています。


そんな日本では、明日3日から幕張メッセでCPS/IoT Exhibition「CEATEC JAPAN 2017(シーテック ジャパン)」が開催され、前年に続き、IoT専門コーナーで「IoTタウン」が設けられています。

IoTを制す国が、世界経済を制す」なんてことになるかもしれないですね(^^)


サイバー空間とリアル空間をつなげて世界を変えるIoT


ちょうど5年ほど前から

ネットを機械や装置につなげる動きが広まり、

つなげることで大量のデータを収集

分析するビッグデータが一般的になりました。

そこから、機器の故障予測や生産性向上など、アメリカのGEを筆頭に取り組む企業が世界的に増えました。

そのため、つなぐ先の装置や機械の数だけでなく、収集するデータ量も莫大な量になっています。

イギリス調査会社のIHSテクノロジーによると、インターネットにつなげるIoT機器は2020年に530億個にもなるといいます。そして、これだけの大量のデータになっても分析を可能にするクラウド高速通信技術も目まぐるしく進歩しています。

10年前のネット環境とスマホからは想像もつかないぐらい進歩してます!

InternetofThings「つながる革命」

InternetofThings「つながる革命」

次に、AIという技術の進歩でIoTは次の進化に入っています。

IoTは、

大量のデータのビッグデータ分析

その中から一種の法則性を見つけるディープラーニング(深層学習)

そして、さらにデータを蓄積して、ディープラーニングを深める

これを繰り返すことで、AIを進化させ、さらに高度なIoT環境をつくる好循環を生んでいます。

その循環からどういう未来になると思いますか!?

 

エクスポテンシャル的な機能進化で未知の世界へ


IoTの進化でサイバー空間にリアルなデータが増え

45年にはAIが人類の脳を上回る」と予測されています(アメリカ未来学者レイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)氏)。

今、巷でよく聞くシンギュラリティ(技術的特異点)の到来です!

※技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語:Technological Singularity)、またはシンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事である。人類が人工知能と融合し、生物学的な思考速度の限界を超越することで、現在の人類からして、人類の進化速度が無限大に到達したように見える瞬間に到達すること。

AIが人類の脳を上回る理由は、
半導体や通信手段、記憶媒体などの急激な進化がエクスポテンシャル(指数関数的)な進化をもたらすからです。


アメリカ電気電子学会(IEEE)も自動運転技術の急速な進化で「40年には自動車の75%が自動運転になる」と予測しています。
※米国電気電子学会 :IEEE = Institute of Electrical and Electronics Engineers

 

そして、次の課題はセキュリティー対策プライバシー保護です。

未来の生活を妄想させる今の注目は、そう!AI家電のスマートスピーカーです。

9月にドイツベルリンで開催された未来先取りの家電見本市「IFA」でも注目の的となっていました。

GoogleやAmazonなどの音声認識技術を搭載し、「今日の天気は?」「次の予定は?」と語りかけるだけで欲しい情報を答えてくれます。それだけでなく、音色で好きな音楽をかけたり、エアコンや照明などの別の家電や機器を操作したりできます。さらには、タクシーの予約やピザの注文などのサービス利用も話しかけるだけで使えちゃいます。


しかし、IoTは私たちの生活や仕事を便利にしてくれる一方で、セキュリティ対策プライバシー保護の問題を抱えています。

スマートスピーカーでは、個人の行動履歴に加えて、趣味や思想、好みまで分かってしまいます。スマホの普及でSNSから訪問先や交友関係など個人の動きがガラス張りになったのと似た状態です。

そのほか、「サイバー攻撃による情報流出」、「高層大気圏での高高度核爆発による強力な電磁パルスでインフラ、経済活動などをブラックアウトさせる攻撃の潜在的リスク」などIoTの浸透とともに考えなくてはいけません。


これからの
超少子高齢時代人生100年時代には、経済の効率を高めるIoTの活用が不可欠ですが、うまく使いこなすためにも情報リテラシー(利用能力)を私たちが持つことが重要になります。


2020年には500億個以上の端末や装置がネットにつながり、2022年までの10年間で14兆ドル(約1,500兆円)の経済価値をもたらすIoTはますます活況していきます!

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

【関連URL】

IHSテクノロジー(イギリス調査会社)

NAVYA(フランス自動運転バスベンチャー)

Aldebaran Robotics – SoftBank Robotics

CEATEC JAPAN 2017 公式サイト

IEEE ジャパン・オフィス

(参考)

・【Google】A.I業界の権威「レイ・カーツワイル氏」が語る人類の未来とは【シンギュラリティ】

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