【IoTinfo】ダイキンと日立 IoTでベテランの技をデジタル化して新人育成 #86

【IoTinfo】ダイキンと日立 IoTでベテランの技をデジタル化して新人育成 #86

ダイキンと日立 IoTで効率的な技能承継を共同実施

#InternetofThings #KINECT #Lumada #ダイキン工業 #ろう付け技能訓練支援システム #技能継承 #新人育成 #日立製作所 #IoT

はいさい!妄想ダイスキOKstyleです。

2017年9月26日(火)、ダイキン工業株式会社(取締役社長兼CEO:十河 政則/以下、ダイキン)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)はあらゆるモノがインターネットにつながるIoTを使った効率的な技能継承に共同で取り組むことを発表しました。

ダイキン工業ニュースリリース「ダイキンと日立が、IoTを活用し熟練技術者の技能伝承を支援する次世代生産モデルの確立に向けた協創を開始」

ダイキンと日立は、熟練技術者と訓練者のろう付け作業の違いを定量的に評価・解析できる「ろう付け技能訓練支援システム」を構築し、2017年10月より、ダイキン 滋賀製作所(滋賀県草津市)の製造現場である空調機製造におけるろう付けプロセスへ導入し、共同で実証を開始します。

ろう付け作業(写真左)と画像解析技術を用いたろう付けプロセスのセンシング例(写真右)

ろう付け作業(写真左)と画像解析技術を用いたろう付けプロセスのセンシング例(写真右)

目的としては、ダイキンの国内外の工場における統一的な品質の確保生産性の向上人材育成です。

共同実証では、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」のソリューションコアである画像解析技術などを用いて、熟練技術者と訓練者の技能をデジタル化し比較・分析することができるシステムを導入します。

ダイキンと日立は共同で、このシステムを用いた生産モデルの実証を進め、今年度中に製造現場での本格運用を開始するとともに、今後、ダイキンの他の製造工程や国内外の工場への適用拡大をめざします。

ダイキンと日立は、今回の共同実証を第一ステップに、先進のIoTを用いてグローバル拠点が情報と技術を掛け合わせて協調する、次世代生産モデルの実現に向けた協創を進めていく方針です。

急速なグローバル展開で技能者の育成が課題となっており、新人の育成期間を半分に減らす効果を見込んでいます。

IoTを使うと感覚的にやっていたことが見えたり、比べたりできるってワクワクしますね。それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

※図中や文章中の用語説明については下記【用語説明】参照

■ろう付け訓練支援システムの全体イメージ

■ろう付け訓練支援システムの全体イメージ

■商標に関する注記
「Kinect」は、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

 

【用語説明】

※ ろう付け:部材を接合する方法の一種。接合する部材(母材)よりも融点の低い合金(ろう)を溶かして一種の接着剤として用いることで、母材自体を溶解させずに接合することができる。

※ トーチ:ガス炎でろうを加熱して接合を行う器具。

【関連URL】

・ダイキン工業ニュースリリース「ダイキンと日立が、IoTを活用し熟練技術者の技能伝承を支援する次世代生産モデルの確立に向けた協創を開始」

HITACHIニュースリリース

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。