新しいオープンイノベーションIoTプラットフォーム「plusbenlly」Meetupレポート #82

新しいオープンイノベーションIoTプラットフォーム「plusbenlly」Meetupレポート #82

日本発IoTオープンプラットフォーム「 plusbenlly」β版SushiMeetupをレポート

#IoT #plusbenlly #NECPC #Curations #Openplatform #β版 #BaaS #大和リビングマネジメント #積水ハウス #momdo #SushiMeetup #benllyMeetup

CEATEC JAPAN 2017が楽しみな妄想ダイスキOKstyleです!

IoTオープンイノベーションプラットフォーム「 plusbenlly」β版の概要

「plusbenlly」(プラスベンリー)のβ(ベータ)版は、 NECパーソナルコンピュータ(以下、NEC PC)キュレーションズ社共同開発したIoTオープンイノベーションプラットフォームです。

2017年7月19日から無料公開を開始しています。

世の中に新しいideaをplusする」のコンセプトで、

新しいideaに満ちた「サービス」で、世界にたくさんの価値をplusしたいという思いのもと、
「plusbenlly」はそのための新しいサービスの創出や、現状のサービスの付加価値増大を実現する日本発のオープンなサービス創出プラットフォームとなっています。

plusbenllyのゴール

plusbenllyのゴール

IoTからビジネスを生み出すための、業界やジャンルを横断した黒子となるサービス

「plusbenlly」のIoTプラットフォームサービスは、メーカーやプラットフォームの異なるIoT機器同士を、接続して相互連携させます。

プラットフォームという場を提供していますが、一般消費者(ユーザー)は、plusbenllyの存在を意識することは全くなく、メーカーやサービスプラットフォーム事業者同士が、ユーザーからは見えない裏側で、異なる製品同士で業界やジャンルを横断して横串を刺して、連携させるために使うバックエンドサービスとなっています。
※ バックエンドサービス=「BaaS」(Backend as a serviceの略)

ですのでplusbenllyは、いわゆる、IoT機器のハードやサービス同士をつなげる黒子のような役割を果たします。

取り組み事例

もうすでに先行して5月に発表していた住宅メーカーのIoTの取り組みの裏側で、plusbenllyが採用されていました。

プレスリリースも出ていますが、

大和リビングマネジメント株式会社と東京電力パワーグリッド株式会社の実施する、賃貸住宅における生活快適性の向上とエネルギーの最適利用を目指す実証実験

積水ハウス株式会社の経済産業省採択事業 「スマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業」

です。

plusbenllyビジネスパートナーの取り組み事例

plusbenllyビジネスパートナーの取り組み事例

【plusbenlly 連携パートナーおよび公開仕様により接続可能なサービス】

25社35種

<2017年7月時点連携済み>

フィリップス Hue(IoT照明/フィリップス ライティング ジャパン社提供)

Bocco      (コミュニケーションロボット/ユカイ工学社提供)

Netatomo     (パーソナルウェザーステーション/Netatomo社提供)

Fitbit        (活動量計、心拍計/Fitbit社提供)

Activite Steel  (活動量計/Withings社提供)

Steel HR      (活動量計、心拍計/Withings社提供)

WITHINGS GO (活動量計/Withings社提供

Pulse O2     (活動量計、心拍計/Withings社提供)

Body     (Wi-Fi体組成計/Withings社提供)

BodyCardio  (心臓の健康状態&身体組成 Wi-Fi対応体組成計/Withings社提供)

Withings Aura (睡眠計/Withings社提供)

ヘルスケア    (Apple社提供)

Facebook      (SNS/Facebook社提供)

twitter     (SNS/twitter社提供)

Instagram   (SNS/Facebook社提供)

Dropbox    (ストレージ/Dropbox社提供)

EVERNOTE    (ストレージ/EVERNOTE社提供)

OneDrive     (ストレージ/マイクロソフト社提供)

Google Calendar(カレンダー/Google社提供)

<2017年8月以降連携予定> (スマートロック/IRリモコン/環境センサー/電球/電力計測/ヘルスケアデータ/音声入力/指紋認証など)

Qrio              (スマートロック/qrio社提供)

eRemote            (IRリモコン/Link Japan社提供)

eSensor             (環境センサー/Link Japan社提供)

iRemocon             (IRリモコン/グラモ社提供)

Wi-Fi接続学習リモコンユニット  (IRリモコン/ラトックシステム社提供)

OMRON connect          (ヘルスケアデータ/オムロン ヘルスケア社提供)

環境センサ             (環境センサー/オムロン社提供)

PM2.5対応Bluetoothほこりセンサー (環境センサー/ラトックシステム社提供)

Listnr              (音声入力/セレボ社提供)

Tipron              (プロジェクターロボット/セレボ社提供)

Liquid              (指紋認証/LIQUID社提供)

スマートロック          (Tsumug社提供)

LINE               (SNS/LINE社提供)

CLICKER            (ボタン型情報取得ツール/リアリティーワークス社提供)

村田製作所社           (その他機器)

sMedio社            (その他機器)

【plusbenllyに賛同いただいているパートナー】

<ビジネスパートナー9社>

IoT益田同盟、渋谷区観光協会、セカンドファクトリー社(SkyDream)、

積水ハウス社、大和リビングマネジメント社、Tatsumi planning社、

日本交通株式会社、THE NARUTO BASE社、RIZAP社

<技術パートナー12社>

IoT PLANET HIGHWAY(慶応大学、アーキテクトグランドデザイン、オムロン)、インテル社、Good Sleep Lab、

さくらインターネット社、大日本印刷社、東京電力パワ-グリッド社

トレンドマイクロ社、日本オラクル社、ヘルスデータ・プラットフォーム社

マイクロソフト社、Tangerin社、XPJP社

<コミュニティパートナー6社>

Hana道場、フィラメント社、ミラツク、

ロフトワーク社、DMM.Make社、パーソルキャリア社(Eiicon)

plusbenlly利用できるチャネル

plusbenlly利用できるチャネル

 

plusbenllyは現在、β版で、2017年中に正式版を提供する予定です。注意するのは、plusbenlly β版は商用利用不可になっているので、商用利用を検討している場合は、Curations社へのお問い合わせ窓口まで連絡する必要があります。なお、正式版及び正式版利用料金等につきましては2017年中に公開を予定しているとのことです。

Sushi Meetupイベントの様子

SushiMeetup_image

SushiMeetup_image

 

前置きが長くなってしまいましたが、昨日のイベントの様子としては、満員御礼で椅子をたくさん追加して立食になったときは、思った以上の人の多さでした。

 

下の写真のような感じです(CurationsのTwitter、FaceBook引用)

plusbenlly概要説明①

plusbenlly概要説明①

plusbenlly概要説明②

plusbenlly概要説明②

 

でもイベントでは、質問もたくさん出て、概要説明と質疑応答で1時間強かかりましたが、それでも足りないぐらいの内容の濃さでした。概要説明もサービス自体についての説明と、実際にサービスを利用する手順を丁寧に説明していてわかりやすかったです。

合わせて、一般消費者が簡単にIoT機器の連携が使えるアプリ「momdo」の使用手順も説明していました。

アプリ「momdo」

アプリ「momdo」

 

質問では、商用利用についてやセキュリティについての質問など注目の高さが伺えました。ちなみにセキュリティでは、plusbennlly上にデータは持っていなかったり、データの不正入手ブロックなど一般利用に耐えうるセキュリティは万全していそうです。

概要説明の前に乾杯をしていて、説明中もみんなビールや酎ハイを飲みながらだったので、質問も活発だったのかもしれないです(^^;;

立食の寿司タイムではNECパーソナルコンピュータの専門分野がパーソナルコンピュータではない鈴木さんにいろいろお話を伺えました。

私からの鈴木さんへの質問は、「先行しているIFTTTやYahoo!のmyThingsなどの他の競合との違い」について聞かせていただきました。

回答としてはテクニカルなことというよりは、「サービスとして完全に黒子側にまわるため、「plusbenlly」を前面に出さずにIoT機器やサービスとを繋いでいくところ」でした。
鈴木さんはNECPCの方でCEATEC JAPAN 2017に全日説明員で行っているとのことなので、またお会いしそうです。

最後は全員での記念撮影をしていたので公開されたらまた共有させていただきます!

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

<イベント詳細>
【最終増席】世界を新しいサービスで溢れ返らせたい人集まれ! IoTオープンイノベーションプラットフォーム plusbenlly Sushi Meetup★

日時 2017/09/22(金) 20:30 〜 22:30
会場 キュレーションズ株式会社
住所 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-32-12 ニューウェイブ原宿6F

 

【関連URL】

plusbenllyベータ版サイト

大和リビングマネジメント プレスリリース「賃貸住宅の快適な住環境を実現するIoT エネルギーマネジメントシステム構築に関する共同実証試験開始」

SEKISUI HOUSEプレスリリース「経済産業省採択事業「スマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業」の実証実験を開始します」

engadget日本版「IoTオープンプラットフォーム「plusbenlly」β版をNECパーソナルコンピュータが公開」

Business insider Japan 「提携52社で始動の”日本版IoTプラットフォーム”は離陸するか? —— NEC PCの新規事業「plusbenlly」の全貌」

日本経済新聞「NECパーソナルコンピュータなど、IoTオープンイノベーションプラットフォーム「plusbenlly」ベータ版を無料公開 」

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