JTB 訪日観光客の「手ぶら観光」をサポートする「LUGGAGE-FREE TRAVEL」
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10月5日に「IoTビジネス起業」をテーマにミニセミナー講師をする妄想ダイスキOKstyleです。東京開業ワンストップセンターさん、ありがとうございますm(_ _)m
旅行業のJTBが前年に続き、CEATEC JAPAN「IoTタウン」へ出展するワケ
みなさんもご存知のとおり、日本は、少子高齢、人口減少で、労働力不足や、交通インフラ整備の遅れなど、さまざまな課題を抱えています。特に地方部はそれが顕著です。
そして、国が「地方創生」で地域活性化策を推し進める中で、旅行業の専門家のJTBは旅を通じた“人流”の創出で貢献できているのではないかと考えています。
しかし、サービス業の旅行業でも、今後はテクノロジーとの結び付きを強めていかないと、解決のための時間もかかるし、効果も薄くなってしまいます。
JTBは旅の専門家ですが、CEATEC JAPANで業種の枠を超えてさまざまなかたちで協力・連携するきっかけとし、そのための“気付きの場所に”なることを期待して、今年も2回目の「IoTタウン」への参加を決めています。
JTB 出展概要 「旅」と「テクノロジーの応用」
最近では、日本を訪れる外国人観光客が増えています。その観光客が観光を楽しむのに、
①「大型手荷物」
②荷物を送ると「遅れる、無くなる、壊れる」と3つの不安
③荷物を送るにしても、日本語伝票にも言葉の壁
3つのハードルがあります。
それを解決するのが、LUGGAGE-FREE TRAVEL(※)で、パナソニック、ヤマトホールディングスと共同開発しています。
※:LUGGAGE-FREE TRAVELでは、ウェブサイトでの利用申し込み後、各地の窓口でQRコードをかざせば、空港やホテル間との荷物発送を手続きできる。事前申し込みだけでなく、スマートフォンなどで気軽に申し込めるのも特徴になるという。
ブース紹介
旅行業界において長年リーディングカンパニーとして業界をリードしてきた我が社は第一の創業時代では旅行代理販売店として旅行業の礎を築き、第二の創業時代では旅行企画商品を作り出すメーカー型ビジネスモデルを築き上げ、新たな販売モデルを開発してきました。次の時代ではデジタルとヒューマンタッチを融合させたJTBならではの新たな価値を提案するソリューションモデルを構築していきます。
JTBブースでは我が社ならではのソリューションをお客様に提供し、感動・共感を呼び起こす交流を創造させる取組を紹介します。出展製品情報 1
デジタルサイネージ/仮想空間型Display
空中上に像を結合させる特殊ガラス「エアリアルイメージングプレート」にセンサーを組合せることで空中映像をインタラクティブに展開することが可能になります。この技術を使うことで通常のデジタルサイネージとは違う集客性の高い特殊なサイネージを実現することができます。
出展製品情報 2
LUGGAGE-FREE TRAVEL/国内における手ぶら観光支援サービス
訪日外国人客の日本到着・周遊移動・帰国の際、日本語で送り状を手書きすることなく、大型手荷物を宿泊施設や空港まで輸送することで、国内における手ぶらでの観光を支援するサービスです。
JTBは旅のプロとして、観光客の皆さんの課題を見つけ出し、今後はそれをテクノロジーで解決する、Society 5.0で言われる超スマート社会を実現するための1つの具体的な事例になっています。
今後は、自動運転との協業で、自動運転車に乗っている間に「ここで休憩はしませんか」「こんなお土産があります」といったレコメンドすることで、観光の有り方も大きく変わっていきます。
MA(マーケティングオートメーション)のツールも発達しているので、それこそSNSで甘い物に興味を示している方に、近隣のお饅頭屋さんへ案内することもできたり、今後、テクノロジーとの融合を取り入れていく必要は当然あると思います。
今後のJTBのスマートトラベルの行方にも注目していきたいと思います!
その他、CEATEC JAPAN 2017の詳細については下記投稿を読んでいただけると、今年の見どころがわかります(^^)
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
【関連URL】
・EE Times JAPAN |2017年9月12日「脱・家電見本市2年目のCEATEC 2017開催概要」
・INTERNET Watch「旅の専門家・JTBが考える“超スマート社会”とは? サイバー&フィジカルの融合社会における「交流」の意義」