IoTで藤枝市スマートシティ!小1児童の登下校をLPWAで見守り・お知らせの実証実験中
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
今日は街ごとスマートシティにしちゃう藤枝市の取組を見ていきましょう!
国内初!藤枝市、街全体をカバーするIoTプラットフォームでスマートシティに
静岡県のほぼ中心に位置する人口約15万人の藤枝市が2017年に入って、国内初のICT・ IoTを先導する取組みをしています。取組みは単独ではなく、民間の力も必要ということで、2016年にソフトバンクと包括提携を結んでいます。
2017年4月、ソフトバンクと藤枝市はIoTプラットフォームを活用した実証実験を行うことを発表し、参加希望者向けの説明会を、藤枝市と東京汐留のソフトバンク本社でそれぞれ開催しています。
ソフトバンク本社での説明会は当初、4月25日の午後二回を予定していたが、申込みが早々に満員に達したため、午前中にも説明会を増やす盛況ぶりで、およそ60社80名が参加し、注目度の高さがわかります。
では、ソフトバンクと藤枝市はどのようなIoTプラットフォームを創っていくのでしょうか。
藤枝市内のLoRaWAN™圏内のデバイスからデータを送信し、SoftBank IoTプラットフォームに蓄積
APIを通じてサービス事業者のアプリケーションと連携します
今回のIoTプラットフォームでは、LPWA(Low Power Wide Area)を使って、藤枝市内全域をカバーしてサービスを提供していきます。
ポイントは、藤枝市に敷設したソフトバンクの「LoRaWAN」ネットワークをいち早く使用して、IoT関連事業のサービスを行ったり、実証実験を行う機会が提供されることです。
そして、IoTに興味のある企業にとっては、スマートシティ構想に実証実験の段階から参画するチャンスになります!参画したいです(^^)
ちょうど先月10月に二次公募が終わっているので、引き続きの公募に期待しましょう!
国内初のIoT・スマートシティ実証実験について藤枝市としては、先導的導入としてソフトバンクのLPWAをいち早く整備し、実験フィールドを提供することで、産業の育成、次世代の人材の育成、教育・健康・危機管理強化などを、ICTによって藤枝市の発展に繋げたい考えです。
小1児童の登下校をLPWAで見守り・お知らせの実証実験はじめました!
藤枝市全体としてのサービス提供は来年平成30年1月から小1児童の希望者を対象に始めますが、一部10月から始めている地域もあります。
対象としては、藤枝市内の17校、約1300人の小学一年生です。登下校の安全を見守るサービスとして、LoRaWANとIoTを活用したものです。
LoRaWANは広域で低速が特徴の通信なので、大容量データのやりとりが必要な監視カメラのような使い方はできないです。気になるサービス概要は下の3点になります。
<サービス概要>
お子様の小学校の登下校時や放課後時間帯の位置情報を検知して保護者様にお知らせをするサービス
①お子様が学校に登下校する際にメール通知が届きます。
②お子様が登下校中どこにいるのかスマートフォンのアプリで確認できます。
③お子様が自身でデバイスのボタンを押すと、その際のお子様の位置情報が保護者様にメール通知されます。
サービスのカバーエリアは下のような形で藤枝市内全体ではないですが、概ねカバーするようになっています。
公募に採択された企業が藤枝市とソフトバンクのIoTプラットフォームを使って、どういうサービスをするのか楽しみです!今後のIoTは楽しみなことが日々、増えていきますね!
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
【関連URL】
・ソフトバンクホームページ「藤枝市とソフトバンクがIoTプラットフォームを利用した実証実験を実施」
・ロボスタ「動き出す次世代5G通信とIoT(1) ソフトバンクと藤枝市でLPWAを使ったスマートシティ実証実験を発表、参加するサービス事業者を公募」