日本生命の同僚 オフィス業務を自動処理する社員「日生ロボ美」
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
今日は、IoTを進化させるAI、ロボットについてです!
日本生命の社員にはロボがいる!その名は「日生ロボ美」
彼女の名前は「日生ロボ美」です。
趣味・・・みなさんのお手伝い
特技・・・タイピング・入力作業
という彼女は、日本生命保険の職員紹介冊子にも同僚して案内されています。
ロボ美ちゃんは、ロボットのようにデータ入力などを自動処理するソフトウェアロボットなのです。RPA(Robotic Process Automation)ソリューション「Biz Robo!」上で動作し、日本生命の事務作業を担当しています。
驚くことにその処理能力はなんと25人分です!しかもロボットなので、稼働時間は365日24時間と、その生産性は驚異的です!!とても人間では敵いません(^^;;
ロボットとはいえ、同僚として、2016年4月、日本生命の入社式で、新入社員の「ロボ美ちゃん」の入社が祝われています。単なるロボットではなく、一人の仲間として愛着が湧いていいですね!
仕事がAI(人工知能)、ロボットへの代替が加速!?
RPAは、システムへの入力や確認といった単純な作業を肩代わりします。
業務の効率化はもちろん、メリットとしてシステム化するよりも低コストで済むこと、ロボット作成にプログラミングの知識が必要ないことなどが注目を集め、最近では導入事例も増えてきています。
アメリカのマッキンゼーは2025年までに世界で1億人以上のホワイトカラーの仕事を自動化ソフトウェアが代替すると予測されています。今後、多くの仕事で人からAI(人工知能)やロボットへの代替が加速していきます。
AIやロボットによる生産性革命は社会のありようそのものを変えていきそうです!
そうした中で、金融とITを融合したフィンテックも生産性革命を実現する技術です。アメリカ大手銀シティグループは「2025年までの10年間で欧米の銀行員の3割が職を奪われる」と予測しています。店舗の閉鎖などで雇用減につながることが考えられるフィンテックに慎重だった国内銀行もようやく重い腰をあげ始めています。
日本国内金融機関に走った衝撃
「19,000人を実数で減らす」。2017年11月13日のみずほフィナンシャルグループ(FG)の決算記者会見で、佐藤康博社長が打ち出した衝撃の発言でした。
他のメガバンクは「業務量の削減」レベルにとどめていたのに対して、具体的な実数でみずほが踏み込んできたことで、その衝撃の大きさがわかると思います。
それほど、技術進歩によるサービス進化で、大手メガバンクでさえも、厳しい状況が進んでいます。
みずほでも、決済や送金など伝統的銀行業務が新参者に侵食されていることへの危機感であることは間違いありません。今後は、新たな競合相手に対抗するため、AIなどの活用を加速していくと思われます。
先日の「AIに代替される士業」と同じく産業構造や働き方の変革は止めることができない状況になってきていますね!
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
【関連URL】
・日本生命
・ITPro「新入社員「ロボ美ちゃん」、仕事は迅速、集中力も持続」
・RPA BANK 「銀行窓販の事務を支える「ロボ美ちゃん」―日本生命のRPA」