IoTビジネスに使える「オープンデータ」ってどこにある!?
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
以前にも投稿した「オープンデータ」について、今回は、使えるオープンデータがどこにあるのか見ていきます!
振り返りですが、オープンデータは、「誰もが自由に使用・編集・共有できる」いわゆる「21世紀の石油」とも言われるデータ活用ビジネスの素材です。詳細については、過去投稿を見ていただけると助かりますm(_ _)m
主なオープンデータにはどういうのがある!?
オープンデータには、国や地方自治体、市民エンジニア、研究者などが作成したものがあります。
① 政府・自治体のオープンデータ「DATA.GO.JP」
国や地方地方自治体が保有するデータのオープン化は、東日本大震災で避難所や物資に関するデータなどが有効活用しにくかった反省に基づいて進められてきています。
政府ではすべての府省がオープンデータの提供に取り組んでいます。
それは、「DATA.GO.JP」というポータルサイト(カタログサイトとも言う)で横断的に検索して入手することができます。
2018年1月現在で、20,000件以上のオープンデータが登録されているほか、地方自治体や独立行政法人などのデータベースサイトの一覧も提供されており、様々なオープンデータを入手するための入り口となっています。
このサイトで、特に多くのアクセスが集中するのが、「全国地方公共団体コードや業者コード(事業者番号)」といったデータベース管理に有益なデータです!
その他、開発者むけに各データの属性情報なども提供されています。
公共データ活用事例一覧
http://www.data.go.jp/public-data-case-studies/
② 内閣官房と経済産業省が提供する「地域経済分析システム(RESAS)」
「地域経済分析システム(RESAS)」は、データに基づく地方創生を目指して提供されています。
このシステムでは、地方自治体ごとに、
どの産業が海外から稼ぎ、
どの産業が雇用を多く生んでいるのか、
人はどの時間帯にどこに集積しているか、
人口構成はどのように変化するか、
といったことを示す様々なデータを、利用者自身が自由に閲覧、分析できます。掲載データは国の統計だけでなく、民間企業が作成したデータも含まれます。
(RESAS公式サイト引用)
産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約し、可視化するシステムです。地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が提供しています。
自治体職員の方や、地域の活性化に関心を持つ様々な分野の方によって、効果的な施策の立案・実行・検証のためなどに広く利用されています。
お役に立つご参考情報もこちらに掲載しております。RESAS関連情報(イベント等、分析事例)
https://resas.go.jp/related-information/#/13/13101
③ 総務省統計局が提供する「政府統計の総合窓口(e-Stat)」
「政府統計の総合窓口(e-Stat)」は、国勢調査や経済センサス、人口推計、交通事故発生状況などのデータを入手することができます。
そして、最近では、関連するデータ項目同士をリンクさせたリンクトオープンデータ(LOD)という形式でデータを提供したり、アプリなどから必要なデータを要求すれば自動で提供する機能(API)を開発者むけに提供するなど、提供方法の高度化も進んでいます。
④ 地方では約300の地方自治体がオープンデータを提供
地方レベルでは、約300の地方自治体がオープンデータを提供しています。
特に東京都や埼玉県などでは、都県と区市町村が連携して一つのウェブサイトから複数の自治体のデータを入手できるようにしています。
Open Data Saitama 埼玉県オープンデータポータルサイト
また、東京都においては、青少年・治安対策本部が「大東京防犯ネットワーク」というウェブサイトから社会的な関心が高い「町丁字別犯罪情報」や「駐輪場情報」などを提供しています。
⑤ 一般社団法人リンクデータが提供する「LinkData.org」
市民エンジニアや研究者などが作成したデータは、「LinkData.org」というウェブサイトに多数掲載されています。
オープンデータ活用支援プラットフォーム LinkData.org
ここではデータ以外に、アプリケーションやデータ活用のためのアイデア、イベント情報などの登録を広く受け付けて公開し、オープンデータ活用を進めたい人々によるコミュニティの核となっています。
最後に、みなさんもよく知っているウィキペディアに掲載されている情報や写真などのコンテンツもオープンデータです。同じく、一般利用者が協力して作る地図などオープンストリートマップもオープンデータとして使い勝手がよいです。
今後、こうしたデータは、日々増え続けているので、まずはIoTビジネスに活用してみてください!
ということで、「使えるオープンデータ」についてでした!
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
下記サイトが 市区町村のデータをダウンロードするのに便利です。
https://opendata-web.site/estat/
>でんろうさん
コメントありがとうございます。
市区町村のデータダウンロード情報共有、大変助かります!
勉強させていただきますm(_ _)m
これからも宜しくお願い致します!