RPAで作業時間削減の効果を出すためのポイント
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
今日も昨日に引き続き、爆発的に増えそうなRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)についてです。
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) 日本経済新聞引用
帳票や伝票など手書きの文字の入力、データの移し替えや抽出といった、手作業に頼っていた定型業務を、ソフトや機器を使って自動化すること。AI(人工知能)や文字・画像認識技術を活用する。金融機関で導入が進み、ソフトや機器の普及に伴い他の業種にも広がっている。
矢野経済研究所は、2018年度のRPAの市場規模を418億円と予測。今後は中堅・中小企業への導入も進み、22年度には802億円まで拡大するとみている。
RPA導入にあたって必要な2つのこと ~ポイント2
RPAは、人が行っている定型業務を代替するツールに過ぎませんので、万能でないことに注意する必要があります。
そんなRPAをどうすれば効果的に活用できるのか2つのポイントを押さえることが必要です。
②RPAはその他ツールとの連携で効果を発揮
東京都港区では2018年9月に、コミュニティバスの無料乗車券の発行手続きで、AI(人工知能)による光学式文字読み取り装置(AI-OCR)を取り入れています。
手書きの申請書を読み取り自動処理できるようになり、
2018年度はRPA業務を7業務に広げ、前年度より1,900時間の業務時間を削減できています。
その成果が出て、2019年度は10業務を新たに追加して作業時間を削減していくそうです。
港区ではAI-OCRとRPAが連携したことにより、自動化対象業務が広がり成果が出ていました。
一方、導入に向けた実証実験も相次いで出てきています。
東京都足立区では2月までAIによる読み取り装置を実験していました。
足立区の実証実験では、横書き1行で記す項目を縦書きや2行にすると読み取れませんでした。
神奈川県横浜市、東京都町田市、千葉県市川市など6市もAI-OCRの実用性を検証しています。
横浜市などの実証実験では、くせ字や枠外の字が誤読された事例もあったそうです。
足立区にAI-OCRを提供したコージェントラボによると、記入幅が5ミリメートル以下や斜めに書かれた文字は精度が落ちるため、
記入幅を広げたり、罫線を入れるなどの工夫が必要となります。
導入するためには帳票のレイアウト見直しも重要となりそうです。
RPA単体ではできないことも、他のツールと連携することで自動化できることが格段に広がります。
しかし、定型業務の中で、どの業務がRPAに向くのかは分かりにくいため、導入への地ならしが必要になります。
自治体では年度末の各種届出など業務が集中するため、RPAによる効率化に期待が集まっています。
AI-OCRのコージェントラボには全国約30の自治体から実証実験のお声がかかっているそうです。
自治体だけではなく、令和元年は、RPA普及の年になりそうですね!
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m