【CEATEC JAPAN 2017】Windgraphyで風の見える化を体験 KOAブース
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CEATECカムバック投稿がしばらく続く、妄想ダイスキOKstyleです!
今日は、Windgraphyの体験ができたKOAブースです!
③風センサーを活用した「風の見える化」を体験したKOAブース
KOA株式会社は、風センサーを利用した「風の見える化」デモを実施していました。
KOAブースで実施される「風の見える化」デモのユニークな点は、風センサーがどう風を計測しているかというと、実は、温度センサーの技術を利用しているんです。「風センサー」は「温度センサー」です(ちょっとややこしいですが(^^;;)
この温度センサーは熱線式で、風の当たり具合で温度(抵抗)が変化する原理を応用しています。
ブースには、この風センサーを大量に並べて構成された、大型の「風の可視化パネル」が設置され、“うちわ”等で風をあてることで、可視化されたパネル上の風センサーが、その風の強弱を検知し、セル毎に風の速さが色で表現されます。
1つの風センサーのLEDは、黒(無風)から、青、水色、緑、黄色、オレンジ、赤(最大風速)まで、虹の7色の順番に段階的に発光するように組み込まれおり、風の速さが一目瞭然に見てとれます。
デモコーナーでは、来場者に“うちわ”などで大型の「可視化パネル」に風を送ってもらう事で、送られた風の速さにより色が変化していく様子がデモされます。
今年はさらに進化させ、可視化パネルの全センサデータをパソコンにて収集し、映像に加工したものをプロジェクターで投影するデモも同時に行います。
また、ブースでは、「風の見える化」デモの他に主力製品である抵抗器や最新技術を駆使した特長ある製品が展示されていました。
大型モニターだけでなく、ヘッドマウントディスプレイをつけてのVR空間でWindgraphyの体験もしました。
まず、ヘッドマウントディスプレイをつけると、あたり一面大自然の高い塔の上に立っているVR空間が見えました。高所恐怖症の方はこわくて体験できないと思います(^^;;
ピンク色のステッキを持って、親指でスイッチを押しながら、輪っかのところに息を吹きかけると、なんとシャボン玉が目の前にたくさん広がるではないですか!
VR空間ではありますが、リアルですごい不思議な感じでした。ステッキの輪っかのところについた風センサーで図っているにしても、リアルタイムで特に違和感なく、シャボン玉がでていて、思わずCEATEC会場にいることを忘れて遊んでしまいそうでした。
高所にいて、若干、手に汗をかいておりましたが・・・。
風車のようなものでなくても、こんな小型のセンサーで風を計測することができるのはとても新鮮でしたし、どんなことに使おうか妄想が膨らみました。
風車型ではないので、台風のような強風でも計測できたり、農家のIT化などでも使えそうです。
IoTってワクワクしていいですね!
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
KOA株式会社
KOA株式会社は、固定抵抗器の分野において、国内外ともトップクラスのシェアを持っている。主力製品である抵抗器のほか、温度センサーやヒューズ、パリスタ、コイルといった豊富な製品ラインアップを持つエレクトロニクスパーツメーカー。また、これらの基盤技術である厚膜・薄膜・金属・セラミックスの材料技術やプロセス技術をベースにした製品は、高信頼性が求められる各種車載ECU、医療機器や産業機器に広く使われている。小型携帯機器や小型モジュール等の高密度実装への要求には業界最小サイズ0.4mm×0.2mmの超小形厚膜チップ抵抗器、携帯電話や自動車のエレクトロニクス化に伴いニーズが拡大しているシャント、各種電流検出抵抗器、測定器などの高精度回路に要求される高精度薄膜抵抗器など最新技術を駆使した特長ある製品をラインアップしている。
※「風の見える化」はKOA株式会社の登録商標です
【関連URL】
・CEATEC ニュース KOA株式会社、CEATEC JAPANで風センサーを活用した「風の見える化」デモを実施
・KOA