中国のオフィスビルでセンサー・カメラ活用した日立の新サービス
毎日IoTのことで頭がいっぱいの妄想ダイスキOKstyleです。
本日2017年8月16日の日経新聞に「中国のビル防犯 IoTで」「日立」と大きく載っていました。あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」を活用した新しいサービスとのこと。概要は以下の感じです。
日立製作所は中国でオフィスビルのエレベーターや防犯などを一括で管理するサービスに乗り出す。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使い、効率的にビルを保守管理する。中国は都市開発が進む一方、施設の安全性維持や環境規制対応を支援する管理サービスは普及していない。日立は他社に先行して総合保守サービスを開拓し、需要が頭打ちの機器販売を補う事業に育てる。
日立は中国ビジネスの稼ぎ頭の昇降機(エレベーターやエスカレーター)が2015年頃から建設工事が停滞し、価格競争も激しくなってきたことから、センサーやカメラを活用した新サービスで付加価値をつけます。サービスは上海、広州など大都市を中心に始める予定です。
2018年度に始める新サービスではエレベーターなど昇降機の遠隔監視と、入退館管理や電力消費モニターなどのシステムを組み合わせます。仕組みとしては、昇降機や出入り口、制御機器などにセンサーやカメラをつけて、消費電力をパソコンから遠隔監視し、電力削減につなげます。
中国では2010年前後から都市開発が加速していますが、維持管理サービスはまだ浸透していないため、昇降機と入館管理や省エネ提案などを一体で提供するサービスは新しくIoTを活用した効率的なビル管理が日立の強みとなります。
今回は日立という大企業がIoTの新サービスに取り組んでいますが、個人でも費用を掛けずにDIYで似たようなことをすることもできます!それがIoTの凄さであり、新しい価値と驚きを生んでくれます。と言いながら、まだまだ勉強中ですが(^^;;
今日のところはココまでです。最期まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
【関連URL】
日立評論「IoTプラットフォームを活用した保守デジタライゼーション」http://www.hitachihyoron.com/jp/archive/2010s/2017/02/02a07/index.html