百度 海外旅行客むけにWi-Fiルーターベースの携帯自動翻訳機を発表
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妄想ダイスキOKstyleです。
中国インターネット検索最大手の百度(Baidu, Inc、バイドゥ株式会社)はAI(人工知能)などを駆使した音声認識技術や自動翻訳技術を使い、より正しく翻訳ができる新しいAI自動翻訳スマートデバイスを開発しました。
AIを駆使した自動翻訳のスマートデバイスを発表
お披露目されたのは2017年9月19日に名古屋大学で開催されたアジア太平洋機械翻訳協会が主催する「MT Summit XVI※」です。
※ MTとはMachine Translationの略で、本会議は機械翻訳に関連する代表的な国際会議です。
百度は、中国を代表して「MT Summit XVI」に参加し、自動的に中国語と英語、中国語と日本語等、色々な他の言語を認識して翻訳することができる自動翻訳機を世界で初披露しました。このスマートデバイスはWi-Fiルーターとしても使用ができます。
仕組みは、ボタンを押して中国語を話すと、インターネットを介してAIの一種であるディープラーニング(深層学習)などの技術を使って正確に発言の意味を解析して、すぐに日本語や英語などに翻訳します。
対象言語は、中国語、日本語、英語などで、世界80ヶ国のネットワークに対応しています。
百度は、アメリカシリコンバレーなどでAI開発を加速させ、音声認識技術に強みを持っています。世界の自動車大手と提携して自動運転などにも応用しているほか、中国人観光客むけの広告事業とも連携させるなど今後どうIoTを進化させていくのかが楽しみです。
【百度智能Wi-Fi翻訳機】
<特長>
・無線LAN「Wi-Fi」ルーターに自動翻訳機能を装備。
・百度の音声認識技術と機械翻訳技術を採用。
・80ヵ国のネットワークに対応。
・中国語、英語、日本語などに対応。
・ボタン一つで操作可能。
・自動で言語認識。<利用方法>
中央の小さいボタンで切り替えをし、大きな丸いボタンを押しながらしゃべることで自動的に翻訳されます。現バージョンは切り替えが必要ですが、将来的には言語も自動で認識する予定です。
<サイズなど>
縦 152mm ✖ 横 62mm 厚さ9~19mm 重さ156g 4000ma電池(4.5g)
LTE +下り速度300mbps
80ヵ国対応可能、同時に5台まで接続可縦 色は白、黒、グレイの3色
MT Summit XVI でのデモンストレーションの様子
百度の技術員会会長である呉華(WuHua、写真左)がデモンストレーションを披露しました。
今後、百度は、年内に中国でレンタル・販売をし、来年春節前には日本での展開を目指します。
(PR TIMES引用)
Baidu, Inc. についてBaidu, Incは中国の主要なインターネット検索プロバイダーです。Baiduは、テクノロジーによって複雑な世界をシンプルにすることを目指しています。
バイドゥ株式会社について
世界の検索市場において第2位のシェアを有しており、米国NASDAQへ上場しているBaidu, Inc.(百度)(本社:中国北京市、会長兼CEO:Robin Li)の日本法人です。2006年12月に設立以降、法人企業さまの中国へのマーケティング活動支援、インバウンド、越境EC向け対策などをサポートするべく中文広告商品やセミナー情報を提供しているほか、累計2,800万ダウンロードを誇る日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」(2011年12月よりAndroid版、2014年9月にiOS版を提供)なども公開しています。また、2015年5月よりpopIn株式会社をグループ傘下とし、アジアマーケットへも進出しています。
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