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【IoTinfo】パナソニック 高齢者見守りにIoT活用 #56

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センサーで高齢者の体調不良を予測する実証試験9月開始 パナソニック

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日テレ24時間テレビのブルゾンちえみのマラソンに感動した妄想ダイスキOKstyleです!かと言って90kmも走りたい!?走る!?わけではありませんが、粘り強くウェアラブルデバイス開発します!

さて、本日の日経に載ってました。

Panasonic(パナソニック)はあらゆるモノがインターネットにつながるIoTを使って、一人暮らしのお年寄り(独居老人)を見守るサービスに乗り出します。ついに家電メーカーも参入です。

家電メーカーでは、象印のi-poTで「みまもりほっとライン」が代表的なサービスです。パナソニックの商品ラインナップだと色々できそうです。

具体的には、室内の複数のセンサー情報から温度変化や睡眠のパターンなどを解析して、体調不良の兆候から予測・分析し介護スタッフに知らせます。

時期は9月から大阪府や愛知県で試験的に開始し、2019年度の事業化を目指していきます。施設向けの見守りサービスと合わせて2025年度に100億円規模の事業に育てます。パナソニックは関連会社が施設運営をするなど高齢者ビジネスのリソースも持っているので、これで全方向包囲ができます。

従来のお年寄り見守りサービスは、

①転倒などの異常を本人がボタンなどで連絡

②ライフライン(電気、ガス、水道)や生活家電などの長時間不使用でアラート

などで異常を知らせるものが多いです。

パナソニックは、人の動作と呼吸の様子を電波で捉える小型センサーや人感センサーと家電(エアコンなど)の温度センサーと連携して、室内の環境や寝起きのパターンなど生活リズムを調べて、室温上昇や睡眠の乱れなど体調不良につながる変化を捉えるようにします。

従来の高齢者見守りサービスとの違いは、人工知能(AI)技術の一種の機械学習で過去の体調と睡眠パターンの関係を分析し、体調変化を事前に推測し、異常が起こる前に兆候を見逃さないようにします。

実施は、9月から大阪府箕面市、大阪府交野市、愛知県豊田市の3市約10世帯で試験サービスを始め、他自治体にも広げていきます。対象は、国内だけではなく、海外にも展開する計画になります。

内閣府によると要介護認定を受けた全国のお年寄りのうち、約7割は自宅で介護サービスを受けています。特に独居老人が社会問題化するなどサービスニーズがあり、厚生労働省も2025年までに全国の各自治体に地域で高齢者の生活を支援する仕組みを整備するよう呼びかけています。

今回のパナソニック取り組みはお年寄りの生活を見守る巡回事業者の負担軽減にもつながり、効率的で新しいサービスになっていくと思います。

それでは本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。もし、よかったらポチッと「いいね!」していただけると張り切って続けられるので宜しくお願いしますm(_ _)m

【関連URL】

・2017/8/28 日本経済新聞 「パナソニック、高齢者の体調予測 IoTで睡眠分析 」

・象印「みまもりほっとライン」

・内閣府「 平成28年版高齢社会白書(全体版)」>「3 高齢者の健康・福祉」

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