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IoTつながり後押し 通信大手キャリア3社 #52

#52_IoTNews

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IoTむけ割安通信が来年から始動

今日の第99回全国高校野球選手権大会(甲子園)の広陵(広島)-花咲徳栄(埼玉)の決勝戦が気になる妄想ダイスキOKstyleです。どちらが勝っても初優勝です(^^)

今日2017年8月23日の日本経済新聞の朝刊に載ってましたが、以前にも投稿した割安通信LPWA(Low Power Wide Area)が来年から本格始動してIoTの普及を大手キャリア3社が後押しします。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯電話大手3社は、それぞれ2018年にIoTに欠かせない基盤となる通信サービスを始め、本格的な普及が広がります!

IoTはあらゆるモノ=大量にネットにつなげるため、安いコストで大量に導入できることが必要になります。

IoTはモノに通信やセンサー機能のついたチップや小型部品を取り付けて、状態の変化や分析などのデータを取得して、業務効率や生産性の向上これまでにない新しいサービスに活用していきます。そのため、ネットで動画視聴をするスマホのような高速通信は不要なんです。

そこで、携帯電話大手3社はIoTで使いやすいよう、速度を携帯の数百分の1にして大幅に料金を下げます電力使用量も小さくして単三電池2本で10年以上の長期間、連続で使用可能にします。
携帯電話大手3社は既存のネットワークのソフトウエアを更新し、18年の早い時期に全国で一斉にサービスを始める計画です。

IoTむけ通信サービスでは京セラコミュニケーションシステムが仏ベンチャーのシグフォックスと組み、2月から一部地域で始めています。価格は最安で年100円となっていて、IoT普及を加速させる携帯電話大手3社の料金に期待したいところです。

IoTでつながるネット接続機器が173億個に

あらゆるモノがインターネットにつながるIoTは、通信技術やセンサーなどのセンシング技術の進化で、パソコンやスマートフォン(スマホ)だけではなく、家電や自動車、ビル、工場、雑貨などがネットにつながり、様々な計測、分析などの情報をやり取りするようになります。

英調査会社IHSマークイットによるとネットにつながる機器は爆発的に増えていて、2016年には173億個に到達、今後も成長が続き、20年には約300億個に増える見通しです。

日本政府あげて推進している「第4次産業革命」元年から本格的に動きは始めそうです(参考下図:『平成28年版 情報通信白書』、総務省)。

 

図:世界のIoTデバイス数の推移と予測そのカギを握るのが、あらゆるモノをネットにつなげるための低コストの通信技術です。携帯電話大手が現在提供するLTEの規格は高速で大容量通信に適していますが、通信料金が高いため、膨大な数のセンサーから小さいデータを収集する用途には向いていないです。

携帯電話大手3社が本格的に始めるIoTむけ低速通信は、こうしたニーズに適した仕組みでIoTであらゆるモノをつなげる後押しになります。

暮らしの中でIoTの活用が浸透していきます(^^)
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

【参考URL】

日本経済新聞「IoT 来年本格始動 携帯3社、全国で割安通信 」http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ22HNZ_S7A820C1MM8000/

日経テクノロジー「2030年のIoT」http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/011800092/?rt=nocnt

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