今日のIoTニュース 〜自販機&豚さん #49

今日のIoTニュース 〜自販機&豚さん #49

IoTが自販機から豚さんまでつないじゃいます!

【2017年8月18日の日本経済新聞朝刊より】
最近はコンビニが近くて便利で価格も安いので自販機を使う機会も減った気がする妄想ダイスキOKstyleです。
そんな自販機にIoTでプラスの機能やサービスがつくんです!

ざっと説明しますと

1.ダイドードリンコはスマホの連携サービス「Smile STAND」に、情報発信サービス「Smile Town Portal」を追加!第一弾はリクルートライフスタイルと提携し、「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」に掲載されている飲食店や美容室などの情報を2017年9月4日から発信します!

2.2017年4月13日、キリンビバレッジバリューベンダー株式会社(以下:KBV)は、LINEの企業向けプラットフォーム、LINEビジネスコネクトを利用した、独自の自動販売機コミュニケーションサービス「Tappiness(タピネス)」の運用を開始!サービス内容は、①ドリンクポイント 15ポイントで1本無料 ②LINEの友だちへの特典チケットのプレゼント ③LINE Payで1タップ決済 です。

3.NICT ソーシャルイノベーション推進研究室は、アサヒ飲料株式会社(代表取締役社長: 岸上 克彦)と共同で、「見守り」「交通安全」「観光」等のリアルタイムな地域情報をマルチホップ中継しながら発信もできる(“つぶやく”)IoT対応「見守り自販機」の実証実験を、墨田区を中心としたエリアで2017年6月から順次実施中。

の3点です。

自販機は電源が確保できる上に最近は通信機能も付いているので、そもそもネットにつながっていて、そこに付加価値で新しい機能やサービスがつけやすかったという好条件はあります(^^)

 

豚さんの養豚場についてはNTTドコモがIoTを応用した実証実験で、養豚場の効率、生産性を高めます。

具体的には、豚さんを観察するためのセンサーやカメラ、温度計、通信機器などのシステムを養豚場に設置します。そして、センサーで豚さんが食べた量を計測して体調を把握し、生育にかかる費用を従来の2〜3割に抑えて、78kgより太ると販売額が落ちてしまうため、カメラの画像センサーを使って豚さんの体重を計測し最適なタイミング出荷できるようにするんです。

実証実験は、沖縄県南城市、千葉県旭市、埼玉県深谷市など5つの地区でソフトウエア開発のデータホライゾン(広島市)と共同で始めてます。

今後はセンサーで計測したデータを分析し、豚さんの生育に最適な湿度や温度を表示する仕組みも導入していきます。

IoT技術を活用した勝ち残る養豚経営

IoT技術を活用した勝ち残る養豚経営

ということで今日のIoTニュースのポイントをまとめるとこんな↓感じです(^^)

【OKstyleのIoTポイント】
★ モノがインターネットにつながる環境からの進化
自販機 → ① 会員データと連携したポイント付与サービス[新しいサービスをプラス]
② メディアと連携した位置情報からの周辺お得情報を通知[他社サービスとの連携]
③ 街に点在する自販機インフラを使いリアルタイムに周辺状況を発信[リアルタイムの周辺状況把握]
デバイス・センサーをフル活用した管理
養豚  → ① センサー:エサの量の増減から豚の体調を把握し、生産コスト抑制[リアルタイムで状況を数値化・分析]
② カメラ:豚の体重を推測し出荷タイミングの最適化[画像センサーの数値化・分析]

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

【関連URL】

・Smile STAND公式サイト

・DyDoニュースリリース「~街中の自販機が身近な情報発信基地に進化!~」2017年8月17日

・KIRINニュースリリース「「LINE」をかざすとポイントがたまる自動販売機サービス「Tappiness(タピネス)」を4月13日(木)より開始」

・NICTプレスリリース「「この先注意して!」 見えない先をIoT対応「見守り自販機」が“つぶやき”ます」

・総務省midika-iot.jp 「9. IoT技術を活用した勝ち残る養豚経営」

・自販機、IoTで逆襲 ダイドー、「ホットペッパー」と連携 情報強みにコンビニ対抗
・ドコモ、養豚向けIoT 生育コスト2割減

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