HISがチャレンジする”快適さ”と”楽しさ”を両立した「変なホテル」
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
スマートスピーカーが登場し、AI(人工知能)が注目されていますが、IoT時代を代表するのが「ロボット」です!先日、紹介した第4次産業革命を位置付ける重要な技術革新の一つです(^^)
ロボットが働く「変なホテル」とは
「変なホテル」は、ロボットが接客して通常の4分の1程度の少人数で運営しているホテルです。
ロボットがスタッフとして働く、大胆なチャレンジをしているのは、HISです。
ホテルといえば、受付、掃除など各役割ごとに、人手がかかるサービス業です。
しかし、「変なホテル」では、入退館手続きや床・窓の掃除などをロボットに任せることで、1施設あたり総勢7名という少人数で運営することができています。なんと一部施設では、土産物の運搬や芝刈りなどもロボットに任せています。
現在、「変なホテル」は長崎など4ヶ所で展開していて、2018年度までに9ヶ所も新設します。長崎の施設では、客室を増やしますが、スタッフ人員はさらに減らすという大胆さに磨きをかけていくそうです。
IoT時代を先取りする「ホテル従業員にロボットを採用した」このチャレンジは、
初めてロボットがスタッフとして働いたホテルとしてギネス世界記録に認定されています!
ロボットスタッフの働きぶりは!?
温かみのある人の接客とは対照的なイメージのあるロボットですが、実は人によっては好評だったりします。
特に、手続きの速さは、正確に反復するロボットの得意なところで、「手続きが速く煩わしくないと支持する声が多い」とのことです。
そこは、人による密な接客をしてくれる五つ星ホテルとは、わかりやすく差別化しています。そして、あえて三つ星程度にむいているロボット接客で「快適さ」に特化しています。
長崎などのホテルの平均客室稼働率は、各7〜8割と好調で、利益率も長崎は約6割と高水準となっています。
先ほども言ったように、ロボットの接客は「冷たい」ようなイメージがあります(※あくまで個人的なイメージです(^^;;)。しかし、それはヒトの「作業」をロボットが変わっているだけで、それ以上のものがない場合に、目の前のサービスが単なる「作業」と写ってしまうと「冷たく」感じるのだと思います。
しかし、その点で「変なホテル」の従業員であるロボットは違います!なんと生産性が高いというだけではなく、楽しさも演出してくれます。
上の写真にあるような恐竜型ロボットなど遊び心もしっかりと取り入れて、お客様に喜んでもらっています。
快適さなどの質と楽しさ、価格のバランスを大切しているからこそのIoT時代の新しい価値になっています。
現在は、ロボットが単純作業など8割、非常対応など2割を人が効率的に担っています。
日本では今年から「人手不足」が大きく叫ばれています。そんな中で、「変なホテル」は、日本社会の課題解決になる新しい価値を広げてくれそうです。
今後、HISの展開としては、ロボットやAI(人工知能)の技術の進化に合わせて、ロボットが調理する人員が1人のカフェを作ったり、会話ができ冗談も言える案内ロボットもそろえていくそうです!ワクワクしてきます(^^)
ちなみにHISでは、ハウステンボスで実験を重ね、蓄積したデータやノウハウを活かし、ロボットを導入したい企業を支援する会社も設立しているそうです。
IoT時代では、誰もまだやっていないことをドンドンやっていきましょう!
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
【関連URL】
・変なホテル公式サイト http://www.h-n-h.jp/
・ハウステンボス PR リリース-47「世界初のロボットホテル ロボットホテル ロボットホテルとしてギネス世界記録Ⓡ認定」2016 年 11 月 17 日