これだけでOK!IoTキーワード「サブスクリプション」① #199

これだけでOK!IoTキーワード「サブスクリプション」① #199

世の中の流れは所有から利用のサブスクリプションへ

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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKスタイルです。

NetflixやHulu、Spotifyなどサブスクリプション型のサービスが一般的になってきました。

そこで今さら聞けない「サブスクリプション」について見ていきたいと思います!

 

利用するユーザーは「所有から利用へ」と変化


最近では、映画コンテンツ見放題のNetflixやHulu、U-NEXT、音楽聴き放題のSpotifyなどのストリーミングサービスを利用するのが一般的になっています。

よっぽどの大ファンで初回限定版が欲しい、といったことがない限り、CDやDVD、ブルーレイといったパッケージソフトを買うこともなくなりました。

音楽や映画をシェアする時代になったのです。

 

こうした流れはデジタルコンテンツにとどまらず、自動車を持たずにカーシェアリングで済ませるというところまで拡大しています。

私もカーシェアには大変お世話になっています。使うたびにセンサーでの位置情報からの案内などIoT活用が進化しているのを感じています。

その話は別途しますね(^^;)

 

特に最近の若年層では所有することに興味がなく、スマートに利用できれば良いと考える人が多い傾向があります。この消費動向は、「所有から利用へ」「モノからコトへ」と言われています。

利用者はモノを欲しがっているわけではなく、自身の用事や要望が解消されることを望んでいて、より手軽でスマートな解決方法を選択します。

なので、モノを買うことよりも、サービスを利用して生活を良くすることに主眼を置くようになりました。

そこで時代の流れにあった利用と支払形態が「サブスクリプション」なのです。

 

「サブスクリプション」ってどんなサービス?


サブスクリプション(subscription)は、「申し込む」「購読する」という意味の英単語”subscribe”の名詞になります。

使う側(消費者)がサービスを提供する側(事業者)と一定期間の契約を結んで、その間のサービス利用に対する利用料金の支払いがある状態を指します。

昔からある新聞や雑誌の定期購読はサブスクリプションの原型になります。

一般的にサブスクリプションは、定額制課金と思われていますが、最近の使われ方は本来の意味とは少し違った従量課金のニューアンスが強くなっているように感じます。

 

「サブスクリプション」の課金形態って何がある!?


サブスクリプション(subscription)の課金形態には、

利用分に対して課金する従量制と、

利用期間に対して課金する定額制があります。

シェアリングサービスの多くは、利用するユーザーの利用に応じた分だけ課金する従量制をとっています。

そこからサブスクリプションの意味合いが従量課金と認識される傾向にあるのだと思います。

モノからコトへ価値観の変化

モノからコトへ価値観の変化

従量課金制では、ユーザーは登録を済ませるだけでサブスクリプション状態になり、使用ができます。

そして、使用しなければ一切の料金を支払う必要がないため、所有とは違い、サービス利用ハードルが低く、手軽に必要な時に使うことができます。

売り切りに比べて、使用拘束力が全くなく、低コストで必要な時に使い始められるのはユーザーにとって大きなメリットがあり、価値観をも変えた革命とも言えます。

 

定額課金制では、登録後に全く使わなかったとしても料金を支払う必要があります。

頻繁に利用するヘビーユーザーにとっては1回あたりの利用単価が下げられるメリットがありますし、

提供する側も月額定額でわずかな金額をユーザーに継続してもらうことで、薄く長く利益を獲得することができます。

NetflixやSpotifyなどのストリーミングサービスは動画や音楽コンテンツを鑑賞し放題にして月額で課金する定額制をとっています。

ストリーミングサービス市場も競争が激化しているので、30日間など期間限定無料キャンペーンをよく目にするのは、継続利用者を奪い合っているんだなと納得できます。

あるあるですが、無料キャンペーン期間中に解約し忘れて、定額を数ヶ月だけ払って事業者の売上に貢献した経験があります(^^;)

 

新聞や雑誌の定期購読は昔からありますが、アナログからデジタルの時代になって手軽な「利用」を重視する現代にうまく適合し、「サブスクリプション」というキーワードが生まれたんですね!

 

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

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