第45回東京モーターショー2017のテーマは「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
ついに本日、2017年10月27日(金)から2017年11月5日(日)までの10日間、東京ビッグサイト (東京都江東区) で世界最大級の総合自動車ショー「第45回東京モーターショー2017」が開幕しました!注目のみどころをIoT視点で見てみましょう!
クルマもIoTとは切っても切り離せなくなってきました。
やはり注目は、AI(人工知能)と自動運転の搭載
一般公開に先立ち10月25日、報道関係者向けのプレスデーがスタートしています。東京モーターショーは事前情報が少ないので、そこからの情報も含めてまとめてみました。
今回の東京モーターショーのテーマは「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」です。
乗用車、商用車、二輪車、カロッツェリア、車体、部品・機械器具、自動車関連サービスを含む総合ショーとして、世界10カ国から150社・団体の出展者が東京ビッグサイトに集結している世界最大級のイベントです。
乗用車ではボルボ・カー、二輪車ではハーレーダビッドソンが復帰するほか、スウェーデンの商用車メーカー、スカニアが初出展します。
また、会場である東京ビッグサイトは、東7/8ホールが増設されたことにより、前回を超える展示面積規模での開催となっています。
多くのメーカーで目立ったのは、「EV」などの電動化や「AI」、「自動運転」についてです。「AI」、「自動運転」はIoTから派生した技術ですので、クルマもIoTを避けては通れない技術となっています。
★ AIでドライバーとクルマの距離を縮めるTOYOTAブース
![東京ビッグサイト西第1ホールにあるトヨタブース。AIがドライバーを理解し、ともに成長する「愛車」をコンセプトとした「TOYOTA Concept-愛i」](https://i0.wp.com/okstyle-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2017/10/19a64a3b760922e71c2e1034bd7c4496-e1509069821637.jpg?resize=500%2C375)
東京ビッグサイト西第1ホールにあるトヨタブース。AIがドライバーを理解し、ともに成長する「愛車」をコンセプトとした「TOYOTA Concept-愛i」(出典:CNET Japan)
トヨタでは、AIがドライバーを理解し、ともに成長する「愛車」をコンセプトとした「TOYOTA Concept-愛i」や、車載通信機を搭載した「CROWN Concept」などを発表しています。
レクサスも、自動運転技術を提案するコンセプトカー「LS+ Concept」を世界初公開しました。
![「LS+ Concept」(出典:CNET Japan)](https://i0.wp.com/okstyle-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2017/10/LS-Concept-e1509091533935.jpg?resize=500%2C375)
「LS+ Concept」(出典:CNET Japan)
トヨタは、若者のクルマ離れやシェアビジネスの広がりで都市部では所有しなくても良い環境が整いつつあるクルマに愛着を持ってもらい、ドライバーとクルマとの心理的な距離をAIを活用して縮めてくれそうです。
★ 自動運転にこだわる日産ブース
![クロスオーバー型EVの「NISSAN IMx」](https://i0.wp.com/okstyle-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2017/10/NISSAN-IMx-e1509091384969.jpg?resize=500%2C375)
クロスオーバー型EVの「NISSAN IMx」(出典:CNET Japan)
日産はクロスオーバー型EVの「NISSAN IMx」を初公開しました。
注目したいのは、「日産リーフ」に搭載している「プロパイロット」を進化させ、完全自動運転を実現しているということです。実際に走行使用してみないと体感することができないのが悔しいところです(^^;;
★ 新しい売り方を提案するフォルクスワーゲンブース
![ヘッドマウントギアを用いて動画などを見ることで動く脳波をもとに、その人に最適な1台を提案するバーチャルショールーム「Intuitive Car Finder」(出典:CNET Japan)](https://i0.wp.com/okstyle-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2017/10/Intuitive-Car-Finder-e1509091868188.jpg?resize=500%2C375)
ヘッドマウントギアを用いて動画などを見ることで動く脳波をもとに、その人に最適な1台を提案するバーチャルショールーム「Intuitive Car Finder」(出典:CNET Japan)
フォルクスワーゲンブースは、「We make the future real」をテーマに、クルマの未来を具現化した電気自動車「I.D シリーズ」から2022年の生産が決定している「I.D BUZZ」などを展示しています。
ぜひ、体験をオススメしたいのが、
電気自動車「I.D CROZZ」のエクステリアやインテリアをバーチャルに体験できるブース「VR Experience」、
ヘッドマウントギアを用いて動画などを見ることで動く脳波により、その人の潜在意識を読み取って最適な1台を提案するバーチャルショールーム「Intuitive Car Finder」、
展示車両のARマーカーにスマートフォンやタブレット端末をかざすと、クルマの魅力や機能を研究員のフィギュアが紹介するAR Experience「Tech Labo」
などで、フォルクスワーゲンが描く未来を体験してみてください。
★「AIエクスペリエンス」をテーマに、高度な自動運転技術を披露するアウディブース
![「AIエクスペリエンス」をテーマにしたアウディブース(出典:CNET Japan)](https://i0.wp.com/okstyle-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2017/10/6daaa73c774e2e488eacb6031a9ed0da-e1509092254978.jpg?resize=500%2C375)
「AIエクスペリエンス」をテーマにしたアウディブース(出典:CNET Japan)
アウディ(東5ホール)のブースでは、「AIエクスペリエンス」をテーマに、2017年にフランクフルトモーターショーで発表したレベル4と呼ばれる高度な自動運転技術を搭載した電気自動車のコンセプトモデル「Audi Elaine concept」や「New Audi A8」を展示しています。
コンセプトモデルの位置づけが、モーターショーでは強いので、実用的な部分のイメージが湧かないところはありますが、クルマ業界が転換期をむかえていて、IoTに頼ろうとしているというのは、CEATEC JAPAN 2017の流れから強く感じました。
自動車メーカーもクルマというハードだけではなく、ソフト的な部分のトライ&エラーを早くしないと海外のユニコーンが突如、クルマ市場の構造を破壊する日も近いかもしれないです(※個人的な妄想です(^^;;)。
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m