IoTウェアラブルMoffバンドは3D動作認識技術の「モフトレ」で介護予防 #78

IoTウェアラブルMoffバンドは3D動作認識技術の「モフトレ」で介護予防 #78

IoTで子供からお年寄りまで楽しく健康にするMoffのウェアラブル端末「Moff Band」

#IoT #InternetofThings #Moff #MoffBand #3D動作認識技術 #モフトレ #WearableDevice #介護自立支援サービス #三菱総合研究所 #早稲田エルダリーヘルス事業団 #HealthCare #親の事を考える
昨日の敬老の日に離れた親の事を考えなきゃと思った妄想ダイスキOKstyleです!

今日は子供からお年寄りまで振って楽しいIoTウェアラブル端末Moffバンドです。

Moffバンドでできる高齢者の自立支援サービス「モフトレ」

Moffバンドは、株式会社Moffが開発したデバイスに搭載されたセンサー三次元動作認識技術をベースにあらゆる動きをリアルタイムに姿勢や動作の変化や軌跡を視覚的に表現させることができる腕時計型ウェアラブル端末です。

振って楽しいMoffBand(Moffバンド)

振って楽しいMoffBand(Moffバンド)

そして、アプリはゲームのような楽しくなるコンテンツモフトレです。Moffバンドで得られたデータを効果的に分かりやすく見せることで、リアルタイムに定量的評価(各種身体能力・認知能力など)ができます。

Moffアプリ

Moffアプリ

 

自立支援サービス「モフトレ」

自立支援サービス「モフトレ」

MoffはこのMoffバンドを使って、高齢者の自立支援サービス「モフトレ」の提供を開始しています(2017年8月4日Moffニュース)。このモフトレは、Moff三菱総合研究所ならびに早稲田エルダリーヘルス事業団との共同開発です。

自立支援サービス「モフトレ」は、通所介護事業所居住型施設等向けに提供していて、高齢者の自立支援につながる運動を楽しく続けてもらう新しいプログラムで、体の動きはタブレット端末(iPad)に表示され施設スタッフや施設利用者と、そのご家族などみんなで確認することができます。

「モフトレ」には、3種類のトレーニングがあります。

日常生活動作トレーニング:トイレの立ち上がりなど、日常生活に必要な動きの練習

ロコモ予防トレーニング:筋力をつけ、転びにくい体づくりを目指した手足の曲げ伸ばし運動

みんなでモフトレ(レクリエーション):ゲーミフィケーション要素を取り入れた楽しい集団運動

ロコモ予防トレーニング

ロコモ予防トレーニング

これに対応するプログラムが合計約20種類も開発されています。モフトレの画期的なところは、高齢者を楽しく健康にするだけではなく、介護事業所等の職員の方の業務負担(トレーニングやレクリエーション等のプランニング、各種記録業務等)を軽減し、楽しく、効果的なサービスを提供しているところです!

3つのフローで介護予防

3つのフローで介護予防

社会問題として、急速な超高齢・人口減少が進み、急な介護離職介護施設での職員不足などなどがあります。親の事を考えていても急な介護は難しく介護サービスを使っていくしかありません。

そんな中でも祖父母や親にはずっと元気で明るく健康でいて欲しいという思いに沿った上で介護サービスの質を向上させる革新的なIoTウェアラブルデバイスです。

<ウェアラブル端末 Moffバンド>
3Dモーション認識技術をベースに、ワンデバイスで、自由な動きをリアルタイムに定量的評価(各種身体能力・認知能力など)が可能に。ゲームのようなリッチコンテンツでより分かりやすく体感的な、IOT ヘルスケア・プログラムを提供します。

IoTリハビリアプリ モフトレ
主にデイサービスや老人ホーム様にお使いいただける、Moff Bandを使った今までにないIoT介護予防プログラム。 Moffバンドとアプリ(タブレット端末)のみで、大型の機器やスペースを用意することなく、リハビリを行うことが可能です。

モフトレの検証結果 IoTで認知機能スコアと可動域が向上

Moffは、腕時計型ウェアラブル端末「Moffバンド」を使ったIoTによる高齢者の自立支援サービス「モフトレ」(iPad用アプリ)の検証結果について、認知機能、可動域ともに向上したと発表しました。

この検証結果は介護予防になることを実証したと言えます。

■検証の概要

通所介護事業所(12ヶ所)を対象に、要介護者95人(男性25人、女性70人)を
【A】モフトレを使ってトレーニングを実施したグループ(介入群)
【B】モフトレによるトレーニングを行わないグループ ※1(非介入群)
※モフトレ介入群には、通常の通所介護サービスに加えて、モフトレ(ロコモ予防トレーニング、日常生活動作トレーニング)を原則として週2回以上実施。
※1非介入群では通常の通所介護サービスを実施
上記2グループに分け、2017年7月末から8月中旬にかけて、各グループへの介入期間は3週間とし、介入期間前後の下記2項目の数値評価を行いました。
認知機能(長谷川式簡易知能評価スケール)
可動域(右肩・左肩、右足・左足)

iPadアプリ『モフトレ』によるトレーニング内容(肩)

iPadアプリ『モフトレ』によるトレーニング内容(肩)

■検証の結果

介入期間後、モフトレを使ってトレーニングを実施したグループ(介入群)において、認知機能と可動域が、以下のように向上しています。

1)認知機能スコアが向上

認知機能スコアが向上

認知機能スコアが向上

・ 認知機能の数値が、3週間前と比べて、116%と向上。
・ 非介入群は102%に。
※長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)による測定。
※対象は、HDS-Rが実施できた介入群13名、非介入群8名。
※HDS-Rの点数の変化は以下となります
介入群平均は10.7から12.4に
非介入群平均は10.8から11.0に

2)可動域が向上

可動域が向上

可動域が向上

・ 右肩の可動域が、3週間前と比べて、115%と向上
・ 非介入群は99%とほぼ変化なし。
※対象は、介入群13名、非介入群63名

Moffの概要

株式会社Moffは、もっと多くの人がより健康な毎日を送れるよう、最先端のテクノロジーを活用して、楽しく持続可能なヘルスケア・サービス作りに取組んでいます。

Moffのヘルスケアソリューションは、ウエアラフブルデバイスと3次元動作認識技術を用いたアプリをベースに、アクティブなゲーミフィケーションやスポーツ健康科学、理学療法の分野の専門家の協力を得て設計されています。

運動や健康、ヘルスケアの分野でユーザーの皆さんから本当に必要とされるサービスを提供することを目指しています。

moffband_MoffのIoT技術-2

moffband_MoffのIoT技術-2

IoTデバイス・ウェアラブル端末を使って、老若男女が、楽しく、健康にできる社会や関係を築いていけるっていいですね(^^)
離れていると変化に気づかないので、もう少し親の事を考えてもいいかなと思った今日この頃です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m

【関連URL】

Moff公式サイト
http://jp.moff.mobi/?p=4060

・IoTNEWS.jp「ウェアラブルデバイスのMoff、IoTによる介護自立支援サービス「モフトレ」で認知機能・可動域ともに向上」 https://iotnews.jp/archives/68558

・engadget日本版「振って楽しいIoTガジェット、Moffバンド が超高齢化社会に向けた自立支援ツールに。介護の現場にモフトレ」 http://japanese.engadget.com/2017/08/04/iot-moff/

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