IT知識ゼロからでも3分でわかるIoT!④
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お酒とIoTで頭の中いっぱいな妄想ダイスキOKstyleです。
IoT マイコンボード選び編
ウェアラブルデバイスを作るのに欠かせない基幹部品のワンボードマイコン(以下、マイコン)、シングルボード・コンピューター(以下、SBC[SingleBoardComputerの略])について勉強したので皆さんに共有します(^^)
「IoTキーワード」でも「シングルボード」について触れましたが覚えてますでしょうか?改めて復習です!
ワンボードマイコン(以下、マイコン)は、一枚のむき出しのボードの上に最低限の部品と入出力装置を搭載したものです。
マイコンは歴史が古く、SBCもマイコンの一部と定義されることもあります。しかし、通常、マイコンは汎用的なOSを搭載せず、CやC++などの機械語に近い言語のコードをコンパイルして、マイコンにバイナリを直接、書き込む形態のものを指します。
一方で、SBCは2000年代後半に登場し、主にOSであるLinuxを搭載し、軽量プログラミング言語のランタイム上で動作し、グラフィカルユーザインタフェースが使え、ウェブブラウザなどが動作したりといった日常的なパソコンの用途に実用的に使えます。分かりやすくいうと、高性能・高機能なマイコンというイメージです。
マイコンの代表的なのは、Arduino, GR-SAKURA, ATmega328p, ESP-WROOMなどなどです。
先日、アキバ(秋葉原)で買ったのは、Arduino Unoです。
Arduino
C++に似たArduino言語で開発するワンボードマイコンです。2005年にイタリアで開始したプロジェクトで、Arduino LLC および Arduino SRL が設計と製造を担当しています。2017年6月にはIoT開発者向けに、プログラミングの知識がなくても簡単に開発できる「ESLOV IoT Invention Kit」を発売する予定です。25mm×25mmのモジュールは、メインHUBに接続することで拡張が可能になっています。標準ではボタン、LED、センサー、マイクなどが用意されていて、自由に組み合わせて使用できます。
SBCの代表的なのは、RaspberryPi, BeagleBone, Intel Edisonなどなどです。
Raspberry Pi
シングルボードコンピュータブームの火付け役となり、IoTが認知されるきっかけとなったボードです。イギリスのラズベリーパイ財団が、子供たちのコンピュータ科学の教育促進を目的として開発しています。ARMプロセッサを搭載しており、一部のモデルを除いてネットワークのインタフェースを装備しています。日本語の技術情報も豊富なため、IoT初心者にも最適なボードです。
どちらも小型のコンピューターでありますが、マイコンとSBCの違いは何となく分かりましたか!?
※OBM(ワンボードマイコンの略)、SBC(シングルボードコンピューターの略)
さて、上記で違いもわかったところで選ぶ時のポイントですが、
①検知などで扱うデータの量による「処理速度」マイコン:そこそこ処理<SBC:たくさん処理可
②標準装備・搭載か組み合わせるのか「通信環境」
③消費電力の大きさなどの「電源」 マイコン:省電力<SBC:消費電力大
④上記諸々を選んだ時の基盤の「大きさ」マイコン:小さい<SBC:大きい
の4点になります。一概に言えない部分はあるのであくまで目安になります。
マイコンは小さい、SBCは大きいというイメージですね!
私がArduino Unoにしたのは扱うデータ量は少なく、とりあえず小さくしたい、そして、汎用的に付ける機能を選びたい、価格を抑えたいという理由から選びました。
そんなこんなで先日買ったArduino Unoのレポートも別途します(^^)それでは少しずつですが一緒に勉強していきましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
【関連URL】
・IoT におけるシングルボードコンピュータとワンボードマイコンについて考える
・CHANGE-MAKERS|IoTを支える小さなコンピュータ