IoT必須ワード、これだけ知っていれば大丈夫!
#IoT #InternetofThings #ユーザージャーニー #AtmophWindow #スマホネイティブ #じゃまオジ #キーワード #Keyword
昨日に引き続き、これを知っているだけでIoTの会話ができるワードをまとめてみました!IoTメーカーを目指している妄想ダイスキOKstyleです(^^)
⑤ ユーザージャーニー
顧客が製品やサービスを知って、実際に購買するまでの経験を旅にたとえて「ユーザージャーニー」と言います。
特にIoTサービスの開発では、ユーザージャーニーの発想が必須になります!
たとえば、先日ご案内したスマート窓 Atmoph Window(アトモフ ウインドウ)で考えてみます。
窓というキーワードで考えるとインテリア関連ですが、インテリアという限られた概念ではその良さや新しさを感じる機会が少なくなってしまいます。
やはりより多くの人に体験して買ってもらうには、近接センサーでの天気や時刻、カレンダーが表示できることやスマホで簡単に景色を変えられる新しさをユーザーに感じてもらう必要があります。
新しさを感じてもらうには、単なるインテリアとしてだけではなく、たとえばカレンダーを売っている書店や、風景画や世界各地の写真の販売をしているおしゃれな雑貨店でスマート窓の新しさを体験してもらうことで驚きとワクワク感を与えることができます。
その結果、多くの人に買ってもらうことができます。
ということで、そのIoT製品・サービスの概念とは違う領域やジャンルとつなげることで、これまでにはないIoT製品・サービスの体験から驚きを提供し、購買につながるかもしれないというユーザージャーニーの発想が重要になります。
⑥ スマホネイティブとじゃまオジ
2008年のiPhone 3G発売を機に、スマホは一気に普及しました。
今の若い世代は、物心ついたころからデジタルが身近に存在した「スマホネイティブ」です。
スマホネイティブはデジタルが使い慣れている上に、デジタル関連の知識を豊富に持っており、今後、IoTサービスの担い手になっていくこと間違いなしです!
一方、彼らの足を引っ張りかねないのが、「じゃまオジ(さん)」の存在です。
じゃまオジはヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー)の安宅和人氏が経済産業省の産業構造審議会 新産業構造部会でプレゼンをした時に使い、その後流布した言葉なんです。
デジタルについていけずに、後ろ向き発言をするミドルマネジメント層を指しています。
どの国にもじゃまオジは存在しますが、日本は人口動態上、じゃまオジのボリュームが特に大きくなっています。
IoTサービスを考えていくには、じゃまオジの意識をどうやって変えていくかがキーポイントになっていきます。
● 情報通信端末の世帯保有率の推移
情報通信端末の世帯保有率の推移(出典)総務省「通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html
⑦ スマート○○
IoTでインターネットとつながった製品は、「スマート○○」と名付けられることが多いです。
OKstyleがIoT製品を紹介する時も毎回、使っています(^^)
たとえば、家電がネットとつながれば「スマート家電」、住宅設備がつながれば「スマートハウス」、工場の設備がつながれば「スマートファクトリー」といった具合です。
この流れに乗り、とにかく自社製品をインターネットにつなげて、「スマート○○」と名乗るところも出てくるでしょう。
しかし、IoTの本来の狙いは新しい価値を生み出すことにあります。
価値創造をしないで、単にデジタル化しただけの製品を「スマート○○」と呼ぶことがが一般化すると、IoTの本質が見失われてしまい、スマホネイティブユーザーの心がつかめないだけではなく、じゃまオジを攻略していくことも難しくなってしまいます。
ということで、あらゆるモノがネットにつながるIoTを考えるには、これまでにない新しい価値や体験をさせることが必要です。
IoT製品やサービスを紹介していて感じるワクワク感はそこから来るものだと改めて認識しました(^^)
それではIoT必須ワードはココまでにしたいと思います。
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
(参考)
PRESIDENT(プレジデント)2017.7.17号 特集記事
IT最先端を学ぶ「IoT」必須ワード 7