トッパンフォームズとMTES社、IoT分野で資本提携
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あらゆるモノをネットにつなげる「Internet of Things」(IoT)を毎日考えている妄想ダイスキOKstyleです。
RFID技術とLoRa技術を組み合わせるとできるのは!?
デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)が、IoTソリューションを提供するMTES株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:原田 隆朗、以下MTES社)の第三者割当増資の一部を引き受けて、資本提携契約締結をします。
そうすることでお互いの技術を組み合わせた新しいIoTソリューションが生まれます!
MTES社は低消費電力ながら長距離伝送できる通信方式LoRaを活用したIoTソリューションをエネルギーや介護の分野で提供しています。
※「LoRa」とは、小電力で広い範囲をカバーするLPWA(Low Power Wide Area)通信規格の一種で、国内では主に920MHz帯を用いる方式。
トッパンフォームズは日本国内で研究開発・製造を行うなど高い機能性や品質を持つRFID分野を中心としたIoTソリューションを提供しています。
そのRFID(無線通信による個体認識)技術とMTES社のLoRa技術を組み合わせ、より適応範囲の広い独自のIoTソリューションの開発を推進することで、トッパンフォームズはITイノベーション事業の強化につなげます。
今回の資本提携では、両社の強みを組み合わせることで、これまでにない長距離でも使えるICタグが開発できます。従来のICタグでは、難しかった数キロ先のヒトやモノの情報を常時管理できるようになります。
製造や物流では生産や物流拠点の効率化、
医療・介護では高齢者の見守りなど、
さまざまな分野に適応可能なIoTソリューションの開発・提供が可能となります。
両社の特長と目指すところ
MTES社のLoRa技術は接続堅牢性や高いセキュリティ、最大到達距離(エリアカバレッジ)、データ量の面について特長があります。
MTES社は、
2017年12月22日に、「 LoRa Alliance™ メンバー」に加盟しています。
そして、2017年11月15〜17日には、「 展示会 〈IoT Technology 2017 〉」に出展と、「スマートセンサとLoRa 無線ネットワークを用いた構造ヘルスモニタリングシステム」をテーマに、MTES社取締役 研究開発本部 濵田晴夫氏が講演をするそうです。
一方、トッパンフォームズは独自のアンテナ設計技術により、高品質かつお客さまの利用環境に合わせたさまざまなバリエーションのRFIDタグの開発・提供が可能です。
両社のこれらの強みを活かすことで、データの取得から上位システムへのデータ連携までを高いセキュリティ環境のもとに行うことができる拡張性の高いIoTソリューションの開発・提供を推進します。
そして新たなビジネス基盤を創出することで、トッパンフォームズは関連ビジネスで2020年度までに現在の1.5倍になる35億円の売り上げを目指していきます。
やはり各社の強みと技術を掛け合わせるとまた新しいIoTの可能性が広がりそうです!それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
【関連URL】
・TOPPAN FORMS ニュースリリース「トッパンフォームズとMTES社、IoT分野で資本提携」(2017年10月27日)